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唐芋ストーリー │  第一話 │ 第二話 │ 第三話 │ 第四話 │ 第五話 │ 第六話 │ 第七話

第一話





大隅半島は東京都と同面積で、日本有数の畑作地帯です。
鉄道も高速道路もありませんが、平均気温は十七度と、人が暮らすには最も快適な風土に恵まれています。
まぶしい青空、花の薫る空気、肌をやさしくなぜる南風、ゆたかな雨...。南九州の奥座敷ともいえるここは、四季の新鮮な息吹に包まれています。



良いお菓子は、良い唐芋から。
良い唐芋は良い畑から。
良い畑は良い土から・・・


私たちのお菓子づくりの出発点はまず「良い土をつくる」ことです。
直営農場に大学院修了の若いスタッフを配置し、減農薬で少量の有機肥料というテーマの実現にチャレンジしています。
また唐芋はその年の気候によって、あるいは畑の場所によって、これが同じ品種かと驚くほど変化します。このためバイオ苗を活用するなど、純粋品種の継続栽培に努めています。




大気も水も澄み切った場所で、自然のままのおいしいお菓子をつくりたい・・・
そんな願いのもとに、私たちは大隅半島に拠点を構えています。
私たちの工場は、唐芋畑の一角にあります。山や緑に囲まれ、野鳥が鳴き交わし、ときおり野生猿も訪れたりする豊かな自然環境です。