タイの日本人街「シラチャ」の徹底解説

#J-PARKエリア・山側編

世界有数の日本人街として有名なタイ国チョンブリ県

シラチャ。その山側で暮らす、選択肢。 シラチャ。その山側で暮らす、選択肢。

日本人ご家族が多く住んでいるJ-PARK近隣エリアの
魅力をご紹介します。

#山側とは

シラチャの中心地はロビンソンシラチャのある海側のエリアですが、そこから車で20分ほど東に行くと日本食レストランや日系スーパーが多く店舗を構え日本の文化を取り入れた作りの複合商業施設J-PARKを中心に、日本人向けの居住区として新たに発展したエリアがあります。

日本人学校や日系幼稚園があるのもこのエリアで、我々はそのエリアを親しみを込めて”山側”と呼んでいます。
 山側は閑静な住宅街が広がっており、多くの日本人ご家族がお住まいになっています。

#整った子育て環境

山側エリアにはタイ国内二校目の日本人学校や日系幼稚園があり、通学に便利な環境です。日常の通学シャトルバスによる送迎も、お子様が長時間バスに乗ることなくストレスフリーなスクールライフが実現できます。

また、高層マンションの立ち並ぶ海側と異なりほとんどのアパートメントはゆとりのある低層マンションで敷地が広いため、敷地内にキッズルームや公園を備えている日系アパートメントもございます。習い事も充実しており、子育てに適した環境といえます。

日本人のお子様が多く通っている学校は後半でご紹介します。

#家庭にやさしい商業施設

山側にはJ-PARKとドン・キホーテが隣り合わせに並んでいます。J-PARKにはMAXvaluやツルハドラックのほか、日本食レストランなど多くの日系テナントが出店しており、生活必需品はほとんど揃います。一方、日本では格安のイメージがあるドン・キホーテですがタイでは高級スーパーです。

手に入りにくいおいしい牛肉をはじめ、日本から輸入された食材も手に入ります。

#通勤時間の短縮

交通渋滞を避けられるのも山側の特徴。

工業団地への通勤経路に使われる中心地と山側を東西に結ぶ道路は通退勤の時間に渋滞が発生。渋滞を抜けるのに30分ほどかかることも。

山側に住めばこの渋滞を避けることができ、大切な家族との時間も増えます。

#シラチャの中心地、便利な海側

シラチャの中心地である海側のエリアにはMAXvaluが店舗を構えるアタラモールやタイ大手セントラルグループの運営するロビンソンシラチャやセントラルシラチャがあり、周辺には日系の飲食店も多く営業しておりとても便利なエリアとなっております。

エリア一帯に高層マンションが数棟立ち並び、オーシャンビューでラグジュアリーな海外ならではの生活が楽しめます。

またこのエリアはほとんどの商業施設が徒歩圏内のため基本的にほとんどの方が徒歩で移動されます。

タイに慣れた方であればTukTukの運転手さんと交渉して次の目的地まで移動される方もいらっしゃいます。

#お子様連れには大変な徒歩移動

海側での移動は基本徒歩となりますが、一部歩道の整備がされていなかったり段差の高い階段のある歩道橋があり、小さなお子様を連れての移動はとても大変です。

街中では多くのバイクが走っているため、中には運転が荒かったり3人乗り以上で不安定な走行をしているバイクも多数おり、危険な思いをした日本人が多くいらっしゃいます。

#東南アジアの繁華街

ロビンソンデパートの裏からアタラモールにかけて、東南アジアならではの夜の繁華街が広がっています。

とても活気があり賑やかで、多くの日本食居酒屋やローカルなミュージックバーなどが立ち並んでおり、昼の顔と夜の顔が大きく変わります。

また駐在員の会食や日常の夕食の多くがこのエリアで行われ、シラチャ在住日本人御用達のエリアとなっています。

一方で、お子様連れのご家族様にはなじみにくい雰囲気があります。

山側にはJ-PARK至近に日本人学校シラチャ校やオイスカ日本語幼稚園があり日本人のお子様が多く住む理由となっています。またその他の幼稚園にも渋滞を回避してアクセスしやすい立地となっております。

#シラチャ日本人学校

元々あったバンコク校に加えて2009年に設立され、今では全校生徒合わせて400人強が通う小中一貫校となっております。

日本の文部科学省から日本の小中学校と同等の課程を有する旨の認定を受けた在外教育施設となっており、日本の文部科学省が定める学習指導要領に基づいて日本の教員免許を持った教員が日本語で日本の教科用図書を使って授業を行います。

日本国内と教育内容・教育レベルのギャップを出来る限り生じさせないことを目標として運営されているため、日本に戻る際も学力にギャップが生じず安心です。日本人学校が提携するスクールシャトルバスに乗れば、このエリアならどこからでも5分程度で通学可能です。

#オイスカシラチャ日本語幼稚園

東京に本部を置く国際NGOのオイスカ・インターナショナルを母体としており、シラチャ在留邦人子弟の幼児保育のために2009年に開園されました。

日本人教諭による日本語での幼児教育が実施されています。

タイでお仕事される旦那様を支えながら子育てをする忙しい奥様を強力にサポートする幼稚園です。

こちらも園が提携するスクールシャトルバスをご利用可能で、このエリアならどこからでも5分以内には通園可能です。

#その他の幼稚園

その他としては日系のたんぽぽ幼稚園をはじめとして、タイローカル運営ながらも英語教育に力を入れたナーサリーや幼稚園であるQ-Kids International、Promkun Kidergarten、KIDS AVENUE INTERNATIONALや、様々な国に展開しているインターナショナルな幼稚園であるPeekabooなどの幼稚園があり、多数の選択肢がございます。

山側は複合商業施設J-PARKを中心に日本人向けの居住区として発展したエリアで、2022年にはJ-PARKの隣にDON DON DONKI J-PARK SRIRACHA(ドン・キホーテ)が開業したことでより便利になりました。

#J-PARK

シラチャのランドマークとなっているJ-PARKは日本人だけではなくタイ人も多く利用する複合商業施設となっております。J-PARKにはMAXvaluやドン・キホーテ、ツルハドラッグ、ダイソーのほか、多くの店舗を構えており、生活に必要な雑貨はほぼすべて手に入ります。

また、和食さとや調風、さぼてん、幸楽苑、すき家などの多くの日本食の飲食店が出店しており、家族での外食にも困りません。

2023年にゴルフパートナーが進出したことで、お父様にもうれしい商業施設となりました。

さらに日系クリーニングの喜久屋があるのもうれしいポイントです。

タイでは文化の違いで手に入りにくい牛肉ですが、ドン・キホーテではおいしい牛肉が購入可能なためちょっとした記念日に購入される方が多くいらっしゃいます。何かと食が不安な東南アジアですが、ここではお子様向けの日本のお菓子も手に入るため、安心できます。

シラチャは中心部である海側エリアと教育環境や家族向け住環境が整った山側エリアにわかれています。

シラチャ山側エリアは近隣の施設であっても徒歩移動はできないため、移動手段はシャトルバスやGrabやBoltなどの民間配車サービスとなります。

そのため、サービスアパートメントが提供するシャトルバスサービスが生活の利便性に直結します。

ただし、いずれの商業施設やスーパー、学校まで車で5分圏内となっており、渋滞もなくストレスフリーな移動です。

J-PARKやドン・キホーテ、日本人学校、オイスカシラチャ幼稚園からそれぞれ車で3分ほどの距離にJALグループの運営するサービスアパートメント、L’axe Sriracha(ラグゼシラチャ)がございます。

2bedroom(2LDK)と3bedroom(3LDK)が用意されており、それぞれ約85㎡、約105㎡と広々とした日本風の間取りが特徴です。

標準でメイドサービスやタオル交換などが含まれており、ご予算に合わせてオプションサービスを選択できるのもうれしいポイントです。また日本人のコンシェルジュサービスがついており英語やタイ語が使えなくても生活が完結するため、海外が初めてだったり語学の習得はこれからという方には特におすすめです。

敷地内には公園や人工芝の運動場、屋外キッズプールがあるため元気なお子様も満足です。また館内にはスケールの大きなキッズルームがあり、雨の日や暑い日も安心して遊べます。ご入居者の7割がお子様のいらっしゃるご家庭で、残り3割はご夫婦もしくは単身でお住まいです。ただし、総戸数は94戸とシラチャの住宅の中では小規模なためプライベートが確保されております。

 シャトルバスサービスが最大の特徴で、7台あるシャトルバスがシラチャ唯一の完全オンデマンド運行(行先/迎先/時間の指定が自由な運行)を行っております。一般的な定期巡回運航ではなくタクシーのようにご利用いただけるため、お客様のご予定に合わせて行きたい場所に行きたい時間にご指定通り送迎可能で、お迎えも同じくDoor to Doorとなります。お子様連れのご移動にはとても助かるサービスです。

いかがでしたでしょうか。
シラチャといえば海側の中心部を思い浮かべる方も多いかもしれませんが、山側も魅力の
詰まったエリアです。
ぜひ山側に住む選択肢、検討してみてはいかがでしょうか。