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柳川 直人

2007年入社
イギリス|欧州事務所
※掲載内容は取材当時のものです。

レディング(UK)

欧州における
JALUXの看板を背負う

ロンドン近郊・レディングに拠点を構える欧州事務所では、イギリスをはじめ欧州全体を活動拠点として、航空分野に関わるビジネスの現地サポートを実施しています。また、これらの活動を通じ得る人脈・情報をもとに新たなビジネスチャンスを探り、国内関連部署への提案も実施しています。JALUXの欧州ビジネスを背負っていることは大きなやりがいであり、これまでに培ったネットワークや経験・知識に基づき、素早い判断を求められるこの環境に大きな責任感も感じます。世界でも成熟した航空市場の一つである欧州に身を置き、最新の業界情報をいち早く多く入手し、新たなビジネスの突破口を開けないかと試行錯誤しながら仕事に取り組むことに面白みを感じながら日々業務にあたっています。

レディング(UK)

貴重なチャンスを与えてくれた
JALUXに感謝

航空・海外というキーワードをもとにJALUXへの入社を決めた私にとって、海外赴任は入社当時からの希望でした。学生時代より縁のあったイギリスへの駐在が叶った今、自分が想像していた以上にこの地がエキサイティングな環境であると感じています。また、外から日本を見つめることが出来る海外駐在員ならではの環境でチャレンジできることはめったにできない経験だと実感しており、このような機会を与えてくれたJALUXに感謝しています。欧州でのビジネスでは、言語や商慣習の違いはもちろん、業務自体も順調に運ぶケースは稀で、イレギュラーな対応の連続です。Made in Japanが高品質で世界中から評価される一方で、その基準に合うサービスを海外より獲得・調達することは時に困難が伴います。Japanese Standardを説き伏せるべき場面と、柔軟性をもって対応すべき場面を念頭に置き、更に各国の事情を考慮しながら、いかに最適なアジャストを実現するかが腕の見せどころだと思っています。

レディング(UK)
レディング(UK)

欧州に痕跡を印せるような
ビジネスを創り出したい

直近の目標は、欧州において自分の痕跡となるような息の長いビジネスを創り出すことです。環境は急速に変化しており、従来のサービスが淘汰され、新しいニーズが日々生まれています。その変化に敏感に反応し、積極的に新しいビジネスや人脈を構築していくことが商社に求められていると感じています。また、少しでも多くの経験を積み、人間力を高め、次のキャリアステップに役立っていきたいと考えます。

PRIVATE

PRIVATE

ロンドン市内には、千軒近いパブがあるといわれています。ローマ帝国時代に商人たちが休む場所として作られたものが、姿を変えて交流の場となり、今に至るそうです。お店によってまったく異なるビールや雰囲気を楽しめるので、いろいろなパブを巡り、鮮度の高い1パイントエールを飲み干しながら極上のチップスを味わう生活を楽しんでいます。

LOS ANGELES

菅沼 雄太

2009年入社
アメリカ
JALUX AMERICAS, INC.
※掲載内容は取材当時のものです。

レディング(UK)

海外ビジネスの最前線に立ち、
経営メンバーの一人として
意志決定に携わる

JALUX AMERICASは、航空機部品の輸出入、スイーツの輸入販売、道路補修材の製造販売など幅広い事業を展開する現地法人。私はこの会社で管理部門(経理や総務、人事、法務、IT等)の責任者を務めるとともに、経営メンバーの一人として会社運営に関わるさまざまな意思決定に携わっています。JALUX AMERICASの事業はどれもがJALUXグループの成長に欠かせないものであり、その最前線に立つのが駐在員。JALUXグループのリソースをどう活用するのか、私たちの判断が事業の成否を左右する場面も多いのです。このような責任のある仕事に、日本と異なる環境でチャレンジすることは刺激も大きく、自らの成長を加速してくれると感じています。

レディング(UK)

多様な人々が集う国で実感する、
コミュニケーションの大切さ

入社当時から海外で働きたいと考えており、入社3年目に当時の制度として、語学研修制度を利用し中国に渡り、上海と香港で駐在経験を積みました。アメリカでの駐在生活は2020年から。学生時代に留学していたこともあり、こちらの暮らしには比較的早く馴染めたように思います。海外で仕事をしていると、「日本人は何を考えているかわからない」と言われることがあります。特にアメリカは多様な文化や背景を持つ人々が集まる国。「言わなくても分かるだろう」では通じず、「言わなければわからない」社会だと感じています。自ら考えを発信しないと相手とのすれ違いを生みかねないため、日々積極的なコミュニケーションを心がけています。

レディング(UK)
レディング(UK)

グローバルなフィールドで、
最大限の力を発揮できる
人材を目指して

JALUXグループの既存事業やサービスの質を高めつつ、新しい事業にも挑戦することで、社会課題の解決に貢献できるようなビジネスを創っていきたいです。航空分野を強みとする当社ですが、非航空分野での取り組みも幅広く展開してきました。そして、この先も成長できると信じています。また、商社の最大の資産は「人」。日々急速に変化する市場、環境の中でどこでも通用するような人財を目指して、これからも自己研鑽を重ねていこうと思っています。そうして自らのをビジネススキルを高め、会社というチームの力もより強くしていければと考えています。学生の皆さんには「自分の信じる道を進んでください」とお伝えしたいですね。私自身がそうでしたが、その信念が困難を乗り越える力となり、自身の成長につながっていくのだと思います。

PRIVATE

PRIVATE

JALUX AMERICASはロサンゼルスにあり、週末は近くの公園で家族とのんびり過ごすことが多いです。青い空と広い海を眺めながら子供たちと遊んでいると、それだけでよいリフレッシュになります。連休には少し足を延ばして国立公園などを訪れることも。ここでしか見られない美しい景色、雄大な自然から力をもらっています。

SINGAPORE

土橋 尚平

2016年入社
シンガポール
JALUX SINGAPORE
PTE. LTD.
※掲載内容は取材当時のものです。

レディング(UK)

東南アジアのハブ都市、
シンガポールで航空機関連
ビジネスに取り組む

シンガポール法人では、航空機エンジンリースと航空機・エンジン・部品の売買およびコンサルティングの事業を主に手がけています。世界市場の需要と供給にアンテナを張り、私たちの強みや特性とリンクするビジネスチャンスを日々模索しているのです。とはいっても、私はまだまだ勉強中というところでもあるのですが。私が感じる海外駐在の一番の魅力は、人との出会い。多様なバックボーンを持つ人々との出会いから仕事が広がっていくワクワク感は、海外ならではの醍醐味だと思います。また、ビジネスの動きも圧倒的にダイナミック。その中に飛び込んでみて、自分の考え方や振る舞い、キャパシティに幅がもたらされていると感じます。それを言い換えるなら成長であり、やりがいと同義ではないでしょうか。

レディング(UK)

日々の仕事に
丁寧に向き合っているうちに
海外駐在のチャンスが巡ってきた

入社当時から、チャンスがあれば海外で働いてみたいと思っていました。ただ私の場合、それに固執していたというよりも、目の前の仕事に丁寧に向き合い、その先に海外駐在が待っていたという感じでしたね。お伝えしました通り、日本で仕事をしていた時と比べて、シンガポールではビジネスがグローバルかつダイナミック。取り巻くさまざまなビジネスが、これまでの私の経験から予測する、または想像できる範囲を簡単に超えてきます。そこに立ち向かうためには大きなエネルギーが求められることが、困難や苦労といえるかもしれません。特に私の場合、コロナ禍での赴任だったため、さらにイレギュラーな状況の中、現地に適応するには時間がかかりました。それでも、私にとってストレスというよりも、新たな成長に向けた希な経験であると信じています。

レディング(UK)
レディング(UK)

地球人のひとりとして、
世界の誰かの役に立ちたい

チャレンジというのは、ダイナミックなものであるべきなのかもしれません。しかし、私にとっては必ずしもそうではなく、日々生じるちょっとした壁を越え続けるイメージなのです。たとえば、わからない単語が出てきたら調べてみる、勇気を出して話しかけてみる、反対意見に真摯に向き合ってみる、などなど。小さくても、そのChallengeの連続の先に、Changeに足る能力や知恵や思想が培われていくのではないかと思います。地球人のひとりとして誰かの役に立ち続けたい。将来の目標として、私はこのような漠然とした想いを抱いています。これからもグローバルな環境で日々チャレンジを重ね、より大きな展望・キャリアプランを可視化していきたいと思います。

PRIVATE

PRIVATE

シンガポールは1年中暖かく、毎日12時間ほど日照時間があります。街もとても清潔です。そうなると、休日もアウトドアで活動したくなり、サッカーやゴルフ、サイクリングなどを楽しんでいます。また、少し涼気が漂う夕暮れ時に、東南アジアの風に吹かれながら、友だちと一緒に飲むビールも最高です。

BANGKOK

村松 樹

2008年入社
タイ|J VALUE CO., LTD.
※掲載内容は取材当時のものです。

レディング(UK)

日本の生鮮市場を
そのまま世界の国々へ

東京で食べるよりも新鮮な鮮魚が、タイで手に入るなんて考えたことがありますか? 常夏の国で食べる日本の果物や和牛がどれだけ美味しく感じるか想像できますか? トンロー日本市場は、そんな日本の美味しいをタイに伝えられる、そんな事業です。この事業は、当社水産部の原材料調達力を活かしたサポートのもと、産地開拓はさることながら、最善のロジスティクスを構築することで、価値と価格の整合性(適正な価値を適正な価格で)を実現できています。2018年にバンコクにオープンした日本生鮮卸売市場「トンロー日本市場」では、JAL便で空輸する新鮮な鮮魚、青果をはじめ、精肉や加工品などを輸入し、タイのマーケットにお届けしています。私は現在、この市場を運営するJ VALUE Co.,LTD.に出向し、店舗運営や営業、貿易、総務、財務、経営など多様な業務に携わっています。タイの人々が日本の美味しい食材を味わい幸福と感じる瞬間を、日々目の当たりにできることはまさにやりがいそのものです。

レディング(UK)

タイ人のマイペンライ精神と、
日本人の繊細さを融合させる

学生時代から海外駐在に憧れ、入社以来ずっと希望を出し続けていました。入社後は、農産部で11年間、海外仕入から国内営業を中心に従事した後、初めての異動で事業企画室へ、その後すぐに夢が叶い、バンコクに赴任することになったのは2021年。当初は、日本での常識がこちらでは非常識ということが受け入れられず、異なる文化や価値観に翻弄されることが多々あり、一喜一憂の繰り返しでした。現在ではそんな環境にも慣れ、ローカルスタッフをはじめ全員の意見を交え、自分なりにイニシアティブをとりながら事業を推進しています。タイ人のマイペンライ(大丈夫、なんとかなる)精神と日本人の繊細さをうまく融合させて日々奮闘しています。

レディング(UK)
レディング(UK)

事業をまるごと体感できるのは、
現地法人ならではの醍醐味

「トンロー日本市場」は、日本の生鮮市場をそのまま海外に展開するという世界でも類をみないチャレンジングなビジネスモデル。それだけに、事業立ち上げから4年が過ぎた現在も、改善すべきタスクは数多くあります。まずは事業を安定化させ、ここを足がかりに世界の食文化に貢献できる事業として、タイをはじめとする国々で多店舗展開を図っていきたいと考えています。ビジネスの規模は日本と比べると小さいかもしれませんが、現場から経営まで事業のすべてのステージに携われるのは現地法人ならではの醍醐味。「鳥の目、虫の目、魚の目」のような多角的な視点を身につけ、経営マインドを醸成していきたいと強く思っています。

PRIVATE

PRIVATE

家族みんなで駐在しており、長い休みがとれた時はタイ国内や近隣の国々に旅行に出かけます。子どもたちが海やプールが好きなこともあって旅先は有名なリゾート地が多いのですが、今後はもっとさまざまな場所を訪れてみたい。家族と過ごす時間を大切にして、メリハリつけて仕事に取り組んでいます。

SRIRACHA

村上 凜太郎

2015年入社
タイ
JRE DEVELOPMENT
CO., LTD.
※掲載内容は取材当時のものです。

レディング(UK)

サービスアパートメントの運営と、
セールスマーケティングに取り組む

現地に派遣後は、タイにてサービスアパートメントの開発・運営に取り組んでいます。これらの施設は皆さんが想像するマンションとは異なり、ルームクリーニングの提供などホテルのような側面があります。私は、日本人駐在員向けのリーシングセールスを担当するとともに、このようなサービスオペレーションの管理にも携わります。ご入居者様は日本人ですが、サプライヤーや関係先はタイローカル企業になります。文化やビジネス習慣が異なることで、タイ系の企業さまに対しては、日本式を踏襲した提案の一つをとっても、商習慣を理解した上で、なぜ日本式が有効なのかを理解してもらう必要があります。 他にも、タイにおける法人営業はもちろんのこと、SNSなどを活用したWebマーケティング、新たな不動産案件に対するマーケット調査なども担当します。さらに経理などの管理部門の業務にも関わっており、日々が新たな学びへと繋がります。戸惑うことも数多くありますが、日本というコンフォートゾーンから飛び出し、日々成長を実感できる環境で仕事に挑めることに大きなやりがいを感じています。

レディング(UK)

なぜサービスオペレーションの
品質にまでこだわるのか?

数年前に友人と行ったタイ旅行で衝撃を受け、いつかこの国で働いてみたいと思っていました。入社後は英語を学びつつ、着実に日本で実務経験を積みました。そうしてチャンスを掴み、現地法人に赴任することになったのです。アジアの国々では日系企業のサービス品質に対する評価が高く、ビジネスを拡大していくためにはその期待を上回っていかなければなりません。セールスマーケティングのみならず、現地スタッフとともに、サービスオペレーションの管理にまで携わっているのもそのためです。おおらかな文化のタイの人たちに日本人ならではの細やかな気遣いを理解してもらうのは簡単ではないのですが、そこがまたこの国で仕事に取り組む面白さでもあるのです。
「マンぺンライ(なんとかなるさ)」文化のタイ人からすると過剰とも思われる細部まで配慮した気遣いを理解してもらうのは大変ですが、その分やりがいも感じます。

レディング(UK)
レディング(UK)

グローバルな商流の中で、
自ら価値を創り出していく

今後はタイ国内の様々なエリアや近隣の国々での事業展開の可能性を探っていきたいと考えています。安定した収益基盤を構築しながら、常に新しいことにチャレンジし続けることで、私自身はもちろん、現地法人の成長につながっていくはずです。将来的には、単なる「営業パーソン」ではなく、自ら商流の中に入っていき事業価値を高めることのできる「商社パーソン」になることを目指しています。学生の皆さんには、とにかくいろいろなことを経験して何か一つ自信が持てるものをつくってほしいと思っています。その自信は就職活動での強みになるだけでなく、その後もずっと心のよりどころになるはずです。

PRIVATE

PRIVATE

私が勤務するシラチャ市は海沿いの街で、南へ車を30分ほど走らせると世界的にも有名なパタヤビーチがあります。休日はパタヤで午前中ゴルフをして、夕方からビーチ沿いのお店でビールを飲んでいます。まとまった休みがとれるとフェリーに乗って離島に出向き、1日中ビーチで“無”の時間を過ごします。

VIENTIANE

林 甲士

1992年入社
ラオス
Lao-Japan Airport
Terminal Services(L-JATS)
※掲載内容は取材当時のものです。

レディング(UK)

ラオスの国際空港の
運営を担う合弁会社で、
日本側の経営責任者を務める

ラオス政府との合弁によって設立された現地企業で日本側の経営責任者を務めています。この会社では、ラオスの首都ヴィエンチャンにあるワッタイ国際空港を運営しています。私が担う業務は、ひと言でいうなら会社経営全般ということになるでしょう。ここラオスでは、文化も習慣も教育環境も異なるため、日本のやり方や考え方が通用しないのが日常。現地社員の仕事に対する意識も、日本の常識で考えるならかなり違うと言わざるを得ません。そんな環境の中、いかに社員たちのやる気を引き出し、仕事の喜びを体験させるかが毎日の課題。少しずつサービスが改善され、お客さまから感謝される喜びを現地社員のみんなに感じてほしいと孤軍奮闘中です。

レディング(UK)

「いつか海外で」という想いを
継続して抱き続けていることが大事

海外で働くことを志すきっかけは人それぞれだと思います。私の場合もそうでしたが、「いつか海外で」という想いを、漠然でもよいから継続して持ち続けていることが大切ではないでしょうか。そのチャンスが巡ってきた時に躊躇なくチャレンジできるように、日頃から準備しておくことも大事かもしれません。とはいっても、実際に海外で働いてみると、特にアジアなどの場合、日本とのギャップに戸惑うことばかり。苦労や困難を上げだしたらきりがありません。しかし、乗り越えなければならない壁が数多くあるからこそ、やりがいも大きいですし、日本にいたのでは実感できない成長を手に入れることができるのだと思っています。

レディング(UK)
レディング(UK)

さらなるサービスの充実を図り、
喜びを現地社員と分かち合う

直近の目標は、この合弁会社の事業を安定化させ軌道に乗せること。空港を利用するお客さまから「立派な施設になったね」と評価してもらえるようにサービスの充実を図り、その喜びを現地社員のみんなと分かち合っていきたいと考えています。さらに将来は、現在積み上げているラオスでの経験を、他の国々の空港運営にも活かせるチャンスが得られたら嬉しいですね。海外に飛び出してみて改めて実感するのは、時代が目まぐるしく変化しているということ。学生の皆さんには、昔はこうだったからとか、まわりはこうしているからといった固定概念に縛られることなく柔軟な思考回路を養ってほしいと思っています。これは私の個人的な考えではありますが、よい意味でマイノリティを目指すことがこれからの社会できっと役立つはずです。

PRIVATE

PRIVATE

休日は家族と一緒の時間を大切にしています。ラオスは自然と向き合うアクティビティが充実しているので、車で行ける近郊のスポットを巡っています。また、私が暮らす首都ビエンチャンにはお洒落なカフェが多く、そんなカフェでの時間も休日の楽しみの一つです。