Interview_10
JIN
MASUDA
増田 仁
フーズ・ビバレッジ事業本部
水産部 水産第1課 課長
2005年入社
※掲載内容は取材当時のものです。
川上から川下まで、組織一丸となり
商流のすべてに携わる面白さ
Career
経歴
入社後は農産部水産チームにて、水産物の海外仕入・貿易管理に従事。その後ロンドン・上海に駐在し、食品酒類事業の新規開拓に取り組む。現在は水産部水産第1課課長を務める。
JALUXに入社を決めた
理由を教えてください
就職活動当時は海外との取引があるビジネス、特に食品に関する輸出入に興味を持っており、また20代のうちから仕事に裁量を持ち、自ら考えて動けるような職場を探していました。JALUXでは内定後に先輩社員との対話の機会があったのですが、正に若手ながら裁量を持って活躍をしている姿が自分の描いていた仕事像に近いと感じたため、入社を決めました。また初対面の私にも非常にフランクに、そして当時の会社の良い所も悪い所も包み隠さず話してくれたことは、JALUX社員の人柄にも魅力を感じた出来事でしたし、安心して当社を選ぶことにも繋がりました。
現在の仕事内容について
面白さ、やりがいは何ですか
私が所属する水産部では、主に海外からの水産物の輸入、中国・ベトナムにある委託工場での原料加工や生産管理、大手小売や外食チェーンへの営業活動を行っています。また、日本産の水産物の海外輸出も行っており、JALUXがタイのトンローにて運営している生鮮卸売市場や、アメリカ向けに高品質な商品をお届けしています。商流のすべてに携わっていることは、JALUX水産部の大きな特徴でもあり大変なことでもありますが、業界におけるノウハウや部内での連携・サポートを通じて、あらゆる取引先やお客さまのニーズに向き合えることは大きな強みでもあります。
現在は水産部水産第1課の課長として組織運営を行っており、総勢12名の仲間と共に目標達成に向けて取り組んでいます。課のメンバーには一人一人に強み・弱みなどの個性があり、その個性を最大限活かしていくことに日々やりがいを感じています。メンバーの成長、また課全体で取り組んでつかみとった成功は、一人でつかんだ成果の何倍も喜びを感じます。
仕事をするなかで、
JALUXの“らしさ”
“強み”をどう感じますか
自部署・他部署問わず、新しいビジネス事案に対して、ポジティブな意見をくれる方、面白みを感じて全力で仲間となってくる方が多いです。例えば、2021年に私たちが立案して始めた「サバヌーヴォー」の取り組みでは、当時は新規ビジネスとして、冷凍されていない「生」のノルウェー産サバを輸入するという日本初の企画でしたが、多くの部署の方が多方面で協力してくれています。サバを買い付け、お客さまにお届けすることは私たち水産部の仕事ですが、より多くの方にサバヌーヴォーを楽しんでいただくため、これまでJALグループとのプレスリリースやメディア発信などのPR活動、サバヌーヴォーを取り上げたフェスの開催などをしてきました。専門知識を持った社員たちが部署を越えて協業してくれることは、JALUXの強みを感じる場面でもあります。
また若手社員も自らのビジネスアイデアを立案して形にすべく、社内横断的なイノベーション推進の活動に手を挙げる者もいます。JALUX全体で応援するような仕組みもあり、やる気のある社員が活躍できる環境が整っているなと思います。
現在の業務に感じる将来性や
JALUXの企業としての将来性について教えてください
「水産」は日本食文化において切っても切れない重要な産業であり、また海外でも日本食がポピュラーになる中、海外への輸出の面ではただ魚を届けるだけでなく、日本の技術・品質を追求し、共に世界へ広げていくチャンスがあると感じています。また健康志向などにより世界的に水産物の需要が高まる中、国内への輸入の面では日本の消費者に安全で美味しい商品を届けることの重要性もより強く感じています。当社においては輸出入の両面で事業を展開していますので、その中で日本の高い技術力や、品質を追求した商品をさらに広げていきたいと考えています。
今後の目標について
どのように成長していきたいですか
入社6年目にロンドン、次いで上海に赴任した経験は、海外では日本の常識は通用しないということを強く痛感した経験でした。また現地では財務などの管理業務にも従事し、代表在勤員とも近い距離で仕事をしていましたので、いつかは私も会社の運営に携わってみたいという原体験にもなりました。ですので今後は、JALUXが展開する現地法人の代表駐在員、もしくは自分自身が立案に携わった投資先での代表業務を経験し、より大きな領域で仕事にチャレンジしたいと考えています。現在課長としてチームをまとめている経験は、代表者として会社を牽引していくことにも通じるのではと考えています。
最後にJALUXの魅力、
活用している制度があれば教えてください
とにかく人が優しいです。仕事に対する厳しさを持ちながらも皆、相手を思いやる優しさを持っています。サバヌーヴォーの取り組みでもそうでしたが、自分事として気にかけてくれる、思いやりのある社員が多いと感じます。社員の入社・退社で入れ替わりはあれど、この社風は変わらず受け継がれていると思います。また私の上司である部長もとても尊敬できる方で、常に水産部や部下のことを第一に考えていて、私のマネジメントに対しても的確なアドバイスや配慮をしてくれます。
PRIVATE
国内外問わず旅行が好きです。また旅行先でその土地の美味しいものを食べることが大好きです。コロナ前に家族で行ったメキシコは今でもいい思い出です。