JALUX WORK SCENE

成瀬 巧造JALUX TASECO DUTY FREE CO.,LTD.

1999年入社

海外における空港免税事業のパイオニアとして。
「私=日本(JALUX)」というプレッシャーを楽しみたい。

学生時代、若いうちに外地へ行く機会が多い会社はどこだろう?と複数の業界や会社を検討した結果、JALUXだと信じて入社しました。入社後は機内販売品の調達業務や成田国際空港内免税店でのバイヤー業務に従事、その後は農産部への異動や子会社への出向も経験しました。現在は、ハノイとダナンの国際空港で免税店を展開・運営するJALUX TASECO DUTY FREE CO.,LTD.において、代表権を持つ副社長として会社経営に携わっています。

2016年より始まった海外国際空港での免税店運営事業は、日本の企業では前例のない、初めての取り組みです。空港免税店ですから、お客様のニーズに合わせ、酒類や化粧品を始めとする各国のブランド品を取り揃えることはもちろんですが、日本の企業が展開する店舗として、「Made in JAPAN」「Made by JAPAN」の日本ブランド製品やおもてなしの心で日本の良いものを発信することも重要なミッションであると考えています。

ベトナムに暮らしてみると、現地では日本が良い印象を持たれていることを実感します。そうした環境の中で、職場には日本人が私一人のため、業務の進め方や考え方、所作に至るまで"私=日本(JALUX)=良い"という期待が大きく、有形無形のプレッシャーを受ける毎日ですが、襟を正す思いで緊張しつつも楽しんでいます。また、まだまだ開業してから若い会社のため、一つずつ会社としてのカタチを作り上げることに日々やりがいを感じています。

海外で働くということについては、当然ながら価値観・考え方・業務の進め方が日本とは異なります。JALUXでは当たり前のことがベトナムでは非常識となってしまうこと、その反対のことが多々あります。また、話を聞けば聞くほどに内容が変わっていることも多くあります。そのため、お互いに誤解や情報の欠落が生じないよう、今まで馴染んできた仕事の進め方から少し離れて、まずは話を良く聞き、様々な視点からの質問を交えることで、状況を把握するように努力しています。着任してしばらくの間は、どの話が正しいのか?と悩んだり、驚いたりしていましたが、最近は話の内容が変化しても、以前ほど驚くこともなくなり、そのタイミングでベストな対応ができるよう心に余裕が持てるようになりました。

現在は、ハノイとダナンの2空港で計5店舗を経営していますが、海外での空港免税事業のパイオニアとして、今後も各地の国際空港への店舗展開を行い、ベトナムにおける免税店の代名詞として皆様にも認知されるよう事業を拡大していきたいと考えています。

— 私のOFF —

私は水辺が好きで、オフの日はベトナム国内や近隣国のビーチを訪れたり、ハノイの大きな湖沿いのレストランなどで過ごしています。

— 学生のみなさんへ —

皆さんハノイに訪れたことはありますか?交通量がとても多く、道路を渡るだけでも困難な状況があります。どこにでも、何事にも様々な困難がありますが、強い気持ちを持ち続け、負けないよう頑張ってください。