#イノベーション座談会

TEAM TALK_INNOVATION

#イノベーション座談会

異なる環境で、
新規事業に挑む社員たちが語り合う。

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小栁 順

航空アセット
マネジメント部
パーツ営業課

航空機部品の輸出入、チームの取りまとめ、新規案件開発などを担当。内部監査責任者として航空3部門に跨る品質管理に従事。

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安部 大二郎

経営企画部
広報IR課

広報IR課でプレスリリースの作成、各メディアの取材対応などを担当。サステナビリティ推進の取り組みに従事。

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田中 彩絢

食品流通部
広域営業課

百貨店向けカタログギフトの制作と卸営業を担当。部門初となるプライベートブランド商品の開発プロジェクトも担当する。

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伊藤 佑太

機械・資材部
環境関連資機材課

高度な技術で製造されている道路補修材の海外輸出・現地での製造管理を担当。ウルトラファインバブル事業にも携わる。

CHAPTER_01自己紹介

年次問わず風通しの良い雰囲気。
そこからイノベーションが育まれていく

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小栁

今日集まった4人は部署も年次も違うけど、社内でも日頃からよく話す機会がありますね。

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安部

本社がワンフロアですし、他部署との連携も取りやすいですよね。

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田中

私と安部さん、伊藤さんは社内の同じ文体会に入っていて、一緒にスノーボードに行ったこともあります(笑)。

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伊藤

そうですね、社風であったり社員の人柄が入社理由のきっかけの一つにもなりました。

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安部

さて、今日は「挑戦」をテーマに、各々の仕事ぶりや社内の雰囲気、JALUXの風土などを率直に語り合っていこうと思います。では、まず一番若手の伊藤さんから。

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伊藤

私は現在、入社4年目。機械・資材部で主に道路補修材の海外輸出を担当しています。これは日本独自の技術で製造される商材。当初は国内のみにしか展開されていなかった商材を海外輸出だけでなく、現在では海外での現地製造も行っています。更に現在取り組んでいるのが「ウルトラファインバブル(UFB)」のプロジェクト。同じく日本発の非常に有望な技術です。

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田中

私は食品流通部で百貨店向けのカタログギフトの営業を担当しています。全国の事業者から美味しいもの・魅力あるものを自ら開拓し仕入れ、百貨店などのカタログギフトに掲載しお客さまにお届けしています。コロナ禍では、人々の健康に対する思いや、近年はSDGsや社会課題における関心が高まっています。実際に営業活動をする中で、担当するお取引先もこういった課題に関心を寄せており、そのような商品を意識して仕入れるようにしています。最近では、部署内にてオリジナルのPB(プライベートブランド)商品の開発に力を入れており、私は現在、その第1号となる商材の開発に取り組んでいるところ。伊藤さんの1つ上ですので、入社5年目となりますね。

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安部

この2人に対して私と小栁さんは少し世代が離れるんですよね。

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小栁

とはいってもJALUXでは中堅クラスですが(笑)。私は、航空アセットマネジメント部で航空機部品の調達を主に担当しています。また、事業部全体の物流最適化を目指したロジスティクスワーキングチームを立ち上げ、それが現在、全社的な取り組みに拡大しようとしています。事業提案の背景としては、持続可能な物流体制の構築、最適化、物流に関する実務負荷軽減、効率化などを目的としています。

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安部

私は現在、経営企画部で広報IRを担当しています。JALUXが企業として発表する資料の作成やメディアへの対応が主ですね。また、サステナビリティ推進も対応しており、社内の情報収集やCO2排出量の調査、他企業の取り組みや社会の要請、世界・日本全体の動き等の情報収集に努めています。今後はこういった活動をより積極的に発信、社内啓蒙を行いたいですね。

CHAPTER_02プロジェクトについて 1

若手のうちからチャレンジできる環境は、
JALUXで働く大きな魅力

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安部

伊藤さんが担当しているUFBは社内でも注目のプロジェクトですよね。

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伊藤

はい。このUFBとは、0.001mm未満の細かい泡のこと。UFBを活用し洗浄・除塩・燃費改善ができる日本発の技術です。JALUXはこの技術にいち早く目をつけて国内のメーカーと共同で開発を進めてきました。すでに大手回転寿司メーカーでの導入が始まっており、業界問わずお客さまがお持ちの”経営課題”をUFBで解決できないか、提案を行っております。

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安部

魚の鮮度維持や動植物の生育促進といった特長もありますよね。

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伊藤

その分野での応用についても現在、お客さまと共同で実証実験を進めているところです。UFBには通常の水に比べて非常に優れた洗浄効果があり、世界的な社会課題である「水資源の不足」にも貢献できる技術として注目を集めています。ただ、いくらUFBが社会課題の解決に繋がるとはいっても、UFB発生装置自体の大きさや構成がお客さまの使用環境にマッチしなければ意味がありません。実際に、導入いただいいたお客さまとは何度も打ち合わせや実証を繰り返し、紆余曲折しながら導入に至りました。その中で、トライアンドエラーを何度も繰り返す重要性や、現場に出向き自分の目で何が問題なのかを確認すること、お客さまの希望をしっかりと咀嚼し、“その為にどうすればよいか”を考え抜く事を推進力と呼ぶのだと感じました。また、導入で終わるのではなく、営業活動後のフォローアップ全般を担当しています。

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小栁

なるほど、今後のUFB事業拡大も楽しみですね。田中さんが現在進めているプロジェクトもユニークな商材だという話を聞いています。

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田中

現在注力しているプロジェクトも元々はこれまでの営業活動の中で、以前からお付き合いのあった岩手県の食品事業者さんがきっかけです。この食品事業者さんは、南インドからフェアトレードで輸入したカカオを使ってチョコレートを製造しています。東日本大震災の被災地でもあったその地域で、雇用促進などにも注力されている企業であり、私自身そのビジネスに共感し、私なりに関われることはないかと考えて。そこで北海道の食品事業者さんにも協力していただき、岩手の食品事業者さんから仕入れたカカオを使ったオリジナルのアイスクリーム商品の開発を進めています。商品が完成した際には、JALUXのさまざまな販路を活かし、このような魅力的な商品をもっと全国各地に広げていきたいと考えています。

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小栁

そのビジネススキームも全て田中さんが考えたのですか?

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田中

新しい提携先や販路の開拓などは部署の先輩たちにサポートしてもらっていますが、基本的にはほぼ全て私に任されています。まだまだ世間一般からすれば若手の年次ですが、JALUXでは3年目~5年目になってくると、自分のやりたいことをそのまま仕事にする社員を多くみますね。

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安部

田中さんのように若手のうちから新しいことにチャレンジできる、その挑戦を後押ししてくれる社内の環境は、JALUXで働く、そして成長する為の大きな魅力だと思いますね。

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伊藤

そうですね。私もUFBのプロジェクトには入社1年目の際、「新規ビジネスの勉強」みたいな感じで関わり始めたのですが、今ではその事業がどんどん大きくなり、UFBをJALUXの新しい事業の柱へと育てることが現在の目標です

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CHAPTER_03プロジェクトについて 2

持続可能な未来に向けた、
部署横断的なJALUXのチャレンジ

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小栁

私と安部さんが携わっているプロジェクトはどちらも全社的な取り組みですね。

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安部

ええ。私が取り組んでいるサステナビリティ推進は、日々社会からの要請も高まり、JALUXにとっても避けては通れない、重要な社会全体の課題でもあります。その取り組みを具現化してJALUXとしての方向性を定めていくために、重要課題の特定や全社のCO2排出量など、さまざまな調査を進めているところです。それらの業務を通して、全社・経営視点で仕事ができ、自分自身も社内全般や経営方針を熟知し、広い視点を持って仕事ができています。

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田中

サステナビリティは、私が携わる食品分野でも関わりが深いですし、社員の間でも関心が高いテーマですよね。

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伊藤

私が担当するUFBも、水問題というSDGsの目標に直接関わるものですし。

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安部

小栁さんが取り組む物流の最適化もサステナビリティと関連の深いテーマともいえますね。そもそもはどのようなきっかけで始まったのですか?

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小栁

商社はまさにモノを動かすビジネスであり、物流は基盤ともいえる機能ですよね。ところが私たちの事業部では、これまで各部が独自に物流会社と提携しており、決して効率的とはいえなかった。更に、外部環境の変化として※「物流の2024年問題」が、トレーディングを主たる事業とする当社として、「モノは買えても、運べない」「運べるけど、コストがかかりすぎて利益にならない」という状況に陥ることを避けるべく、全社で物流について検討しようと提言しました。活動の中では物流会社とのやりとりを部門全体でとりまとめ、効率化やコスト低減を図ろうと横断的なロジスティクスワーキングチームを立ち上げました。
※「物流の2024年問題」とは、働き方改革関連法によって、2024年4月1日以降、「自動車運転の業務」に対し、年間の時間外労働時間の上限が960時間に制限されることによって発生する諸問題に対する総称

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伊藤

それがどのような経緯で全社的な取り組みになったのですか?

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小栁

部門内で検討を進めていくうちに、この取り組みを全社に広げた方がさらに効率がよくなるのではと思いました。当社は各事業部で異なる性質(BtoB, BtoC, 温度帯, 緊急度等)を持つ商材を取り扱っていますが、全社物流の可視化を通じ、各部の物流課題を洗い出そうと考えました。その想いから「イノベーション推進チーム」に参画し、活動を広げ、最近では役社員に対してプレゼンテーションも行いました。

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CHAPTER_04イノベーション推進チーム

次なるビジネスの芽を育むために、
新規事業のアイデアを広く社内から募る

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安部

いま小栁さんの話にも出た「イノベーション推進チーム」とは、新規事業の立ち上げ、既存事業の幅出し、業務改善を目的に、社内公募制にて有志を集いアイデアを創出、事業化に向け会社が支援する取組みです。新しいビジネスの芽を育てるために、年次や職種の異なる様々なバックグラウンドをもつ社員が所属しています。

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小栁

安部さんも以前、イノベーション推進チームに加わっていましたよね?

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安部

はい、私も2年間所属しており、事業案としては社内の同じ世代の仲間と宇宙ビジネスに関わる提案をしました。その後、中心メンバーの一人が事業立ち上げのために部署を異動し、現在も宇宙ビジネスの検討が進められています。

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田中

実は私も、先ほど話したカカオに関連する事業案をイノベーション推進チームで提案しました。

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伊藤

若手の間でも注目度の高い取組みですよね。先日も同期とランチしていた際、このチームに応募するという話題で盛り上がりました。

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安部

このような取組みだけでなく、JALUXには、若手のうちから意欲的に仕事に取り組める環境があるように感じますね。

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小栁

私も10年以上JALUXに務めていますが、日々その風土は実感しますね。日々の業務に加え、新たな取り組みを提案する、実践していくことがやりがいにも繋がっています。

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伊藤

先輩との距離も近く、若手の挑戦を後押ししてくれる風土も社内では感じます。同期の頑張りに嫉妬することもありますし、そのやる気が自分にも連鎖してきますね。

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小栁

取引先やお客さまとの距離も近いですよね。

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田中

それは私も実感しています。新しい取引先を開拓したい時に、先輩や既存のお客さまなどのネットワークを活用して効率よくアプローチできるのが、JALUXの強みです。

CHAPTER_05私たちが目指す先と求める人財

仕事を楽しむ前向きな意志を抱く人にとって、
JALUXはチャレンジしがいのある会社

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安部

JALUXはいま、これまでのコア事業であった「航空・空港ビジネス」以外の非航空領域への展開に全社として大きな力を注いでいます。その意味でも、これから入社してくる若い人たちにとって、より広い事業領域で活躍できる環境があると言えるのではないでしょうか。さまざまな分野にアンテナを張り、発想力豊かな学生の皆さんにお会いしたいと考えています。

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小栁

コロナ禍の影響により、特に航空・空港事業本部では、売上減など大きく影響を受けた部門が多くありました。今はまさにそこから再度挑んでいこうというステージであり、社員たちの間にも本気でイノベーションを巻き起こしていこうという雰囲気が感じられますね。また、TOBによる内部環境の変化が直近でありましたが、これまでと変わらずヒトを大事に、ヒトに投資する会社であることを大前提としたうえで、既存事業の安定した運営と外部環境の変化に合わせた新規事業開発に力を入れ、変化に強いJALUXを目指していくべきだと考えます。

#イノベーション座談会

伊藤

JALUXは、例えばボールペンから航空機エンジンまで実に多様な商材を扱うノウハウがあります。更に今後は、海外でもより活躍の場が広がっていくのではないでしょうか。前向きな意志さえあれば、これほど幅広いフィールドで大胆なチャレンジができ、会社をよりよくしていきたいと志す社員も多いです。

#イノベーション座談会

田中

もちろん、若いうちからチャレンジングな仕事を任されることはやりがいも大きいですけど、責任も伴うということです。そこに立ち向かっていく気概も忘れてはならないと思いますね。

#イノベーション座談会

小栁

私が、これからの若い人たちに大切にしてほしいと思っているのは「楽しむ心」。田中さんが言うように仕事ですから当然大変なこともあります。けれども、JALUXにはその大変さを分かち合いながら一緒に仕事を楽しめる同期や先輩たちがいます。このような前向きなマインドを大切にする人にとっては、非常にやりがいを感じられる会社だと思いますね。

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※掲載内容は取材当時のものです。