JALUX RECRUITING GUIDE 2019

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商社人の声

若手社員を中心に入社動機や仕事のやりがい、
直面した困難、職場環境、今後JALUXで
実現させたいことなど、社員の生の声をお届けします。

機械・資材部環境関連資機材課
2011年入社

長部 美沙

感動した気持ちを忘れずに
一つ一つの仕事に強い想いを。

商社で働きたいという漠然とした思いの中、複数の商社の社員と話した中で、JALUX社員の和やかな雰囲気に惹かれ、一緒に働きたいと思い入社を決めました。これまでは、国内道路会社向け海外特殊機械の調達販売、空港関連会社向け航空機整備用器材、また専門学校向け航空機用モックアップ(模型)の製作提案を行ってきました。
お客様から大型機械を受注した時の感動・気持ちを忘れないように、初めて注文書を頂いた際の封筒は今でも大切にファイルしています。金額の大きい商材を取り扱っている為、一案件にかける時間が長くなるからこそ、案件ごとに強い想いがありますし、私たちが輸入した機械・技術工法が日本の産業にとって大きな存在になると強く信じています。

日本の技術を世界に広めたい
意志あるところに道は開ける。

数年前より、日本技術を海外に輸出する事業にチャレンジしています。日本の道路会社の道路補修材の技術を米国で展開すべく、現地に新会社を作りプロジェクトを進めています。技術開発者の「日本の技術を世界に広めたい。」という熱い想いを聞くたびに、世界の道路事情に変革をもたらす一助になりたい、とより一層気が引き締まります。2016年より、あらたに展開先をオセアニア、ヨーロッパに広げました。お客様が日本企業ではなくグローバル企業ですので、今までの輸入販売の営業方法では歯が立ちません。郷に入れば郷に従え精神で奮闘しながら、社会人になっても訪問した国々、取引先から学ぶ機会が多く、毎日が刺激的です。上手くいかないことも多いですが、アプローチ次第でビッグチャンスを掴むことができるのも新規事業開発の醍醐味だと感じています。初めて海外からリピートオーダーを受けたときは本当に嬉しかったです。海外のお客様への営業の仕方がわからず自信を失いかけましたが、簡単に諦めたくありません。「意志あるところに道は開ける」、絶対に上手くいくと、いつも必ず前向きに、希望・勇気・自信を持って取り組めば、必ず道は開けると信じています。失敗するかもしれません、でも誰も踏み込んだことのないような海外市場を開拓したい、商人(あきんど)として挑戦を続けていきたいです。

航空機部エアライン・防衛課
2016年入社

土橋 尚平

人生を切り拓く「移動」を
演出する航空機に関わる職業に。

私は元々、「移動」する人々に関わりたいと思い、就職活動をしていました。なぜなら、私自身、自分がここではないどこかへ「移動」することで人生が切り拓けてきたからです。そして私の「移動」をいつも演出してくれたのが飛行機でした。飛行機に関わる仕事を探していくなかで、JALUXと出会いました。
入社後はその想いが実り、航空機部への配属となりました。航空機部品の売買を通し、顧客であるエアラインの運航を確実に支えるのが私の仕事です。この補給業務は、国内のエアライン向けに行っています。顧客の依頼を受け、世界中から最適なサプライヤーを見つけ出し、見積もり、受注し、発注し、輸送を手がけ、納品をします。これをいかに早く、また正確にできるかが、仕事の要です。

航空機の復旧に必要な部品の手配
全てが自分に託される緊張と責任。

また、言い換えると、補給業務は、「航空機の日常の運航を支えること」であり、「止まりそうな、あるいは完全に止まっている(AOG=Aircraft On Ground)機体を救うこと」です。
ある部品の不具合が原因で、顧客の航空機が完全にAOGとなったことがありました。機体の大きさと欠航便数にもよりますが、エアラインにとって一機が飛べないことは、数千万円の損失を出すことを意味します。その状況では当然、一刻も早い代替部品の提供が求められていました。世界中のサプライヤーから在庫を探し、日本への輸送を手配し、顧客の待つところへ最速で納める―その全てが私に託されていた状況は、相当な緊張が伴うと同時に大きな責任を感じる場面でした。可能な限りの手段を尽くし、AOG機体は翌日には無事、運航再開となりました。この困難をきっかけとして私は、顧客の信頼と、私自身が「一機を救える」という自信を得られたと思います。

経営企画部 事業開発課
2009年入社

尾崎 綾子

将来像を考えていくプロセスは
正に"Challenge & Change"の実践。

部署名の通り、現在、事業開発をミッションとして取り組んでいます。外部環境の変化やメガトレンドをスタディしながら新規事業領域を模索するなど、M&Aも含めた様々なアプローチを検討しております。将来的にはJALUXの第5セグメント(航空・空港関連、ライフサービス、リテール、フーズ・ビバレッジの他にもう1分野)となるような新たな事業の創出を目指しています。 JALUXの既存事業から一歩離れた「新たな事業」を具現化させることは、現時点で経営リソースを保有する場合が少ないため、非常に困難を極めます。しかし、外部環境の変化を捉えながら、今あるJALUXの強みを活かし、10年、50年、その先にあるJALUXの将来像を考えていくプロセスは、正に日々、"Challenge & Change"の実践であり、新たな事業創出の醍醐味でもあると感じています。

新規事業創出にはアイディアを
オープンに“共有できる場”が必要。

新規事業立ち上げのひとつとして、他社との協業創出にも取り組んでいますが、JALUXの知恵やノウハウを活かすには、他部署の社員の協力や、また、パートナーとなる他社にも理解を得ながら、周囲をうまく巻き込んでいく必要があり、一筋縄では行かないことが多々あります。そんな中、根拠となる情報を十分にリサーチするため自ら動くこと、また相手に対する丁寧な説明、納得してもらうプロセスも大事にしながら、既成概念にとらわれないビジネスの可能性を協議していけるよう努めています。商社ならではの「人を動かしていく」というマネジメントの面白みや、プロジェクト管理の大切さを学んでいるところです。
私は、新規事業創出のためには、社員一人ひとりが考えるアイディアを、よりオープンに“共有できる場”が必要だと考えています。特に、JALUXは「人」が持つノウハウやリソースが強みです。共有されたアイディアにそれぞれ関心の持つ社員が、組織分け隔てなくネットワーキングし、新たな事業が自発的に育つ仕組み・環境を、近い将来、ぜひとも実現させたいと思っています。

リテールビジネス部 トラベルリテール課
2016年入社

二瓶 譲

仮説を基に最適な場所に最適なものを。
難しくもあり、大きなやりがいもある。

「世界中の良いものと日本の良いものの橋渡しをしたい」という想いから、商社で働きたいと思っていました。その中でもより消費者に近い目線で事業を行うことのできる点、空港という独自の市場において長年培ったノウハウを持っている点に惹かれ、当社への入社を決めました。また、少数精鋭で若手の内から裁量を持って仕事をしたいという想いもありました。現在はそれが実現できる環境であることを実感しています。
リテールビジネス部では、国内の空港免税店やエアライン、一部自社で運営の海外の空港免税店向けに酒類や煙草、化粧品やファッション雑貨等のブランド品の卸販売や販促プロモーションの企画、提案等を行っています。
一言で空港といっても、その特性は多岐に渡ります。お客様の特性や購買行動をいくつもの観点に分けて分析し、自身やチームで立てた仮説を基に最適な場所に最適なものを売るというサイクルを回し続けることは、難しい点であり、その分大きなやりがいを感じています。

1を100にも広げる拡販の力と
0から1を生み出す開拓の力。

また、リテール(小売)という業務の特性上、日常に溢れるあらゆる情報にアンテナを張ることで商品に関するヒントを得られることや、扱っている商材が自身の嗜好品として、消費者の視点からもアプローチできることにも面白みを感じています。
私の業務は、既存の取引先との関係を作っていくことや、既存の商品を拡販していくことが多く、1を10にそして100にする仕事と言えます。重要な役割としてやりがいを感じている一方で、商社人として最も価値を生み出せるのは、人と人とを繋げ、新しいビジネスの”場”を作り出すことだと考えています。今後は、例えば、まだ日本に進出していない、あるいはまだ免税店で取り扱われていないブランドを開拓し、得意先へ販売することや、斬新な販促プロモーションを提案するなど、0から1を生み出す仕事を実現させていきたいです。
個人としては、将来的に当社の運営する海外免税店への商品提案・供給に関する業務や、航空・空港の部署と協業し、リテールのノウハウを持った専門家として海外の空港免税店の立ち上げに携わりたいと考えています。当社を志望した理由の一つでもある、「日本の良さ」と「世界の良さ」を知って頂く役目を、空港リテールの専門家としてその一翼を担えるよう、日々業務に邁進していきたいと思います。

水産部 水産第1課
2005年入社

増田 仁(本人右)

20代のうちから第一線で活躍したい。
その希望が叶う会社だった。

「海外」と「食」に関する興味が強く、商社やメーカーを志望していました。また20代前半から第一線で働きたいという希望があり、その土壌がありそうなJALUXに入社しました。実際、入社1年目から海外出張に行かせてもらうなど、希望通りの会社でした。
水産部は主に水産物の輸入販売を行っています。海外で買い付けた商材をそのまま輸入する場合もありますが、多くの場合は中国やベトナムの工場での加工を経て輸入しています。つまりJALUXでは、水産物の仕入・加工・輸入・物流・販売のバリューチェーンを一貫して一つの部署で担当しているということです。また最近では海外市場向けの輸出・三国間貿易も増えてきています。ちなみに写真は、出張で訪れたノルウェーの水産物輸出企業(生産工場)での1枚です。水産部は社内でも海外との取引が多い部のひとつで、出張も頻繁にあります。
最近では日本各地で水揚げした鮮魚をアメリカ・ベトナムに空輸輸出するビジネスを開始しました。プロジェクトをスタートして1年弱、現在アメリカの南部や中西部などの地方都市に少しずつ顧客を増やしております。アメリカ国内でもニューヨークやサンフランシスコといった沿岸大都市には日本産鮮魚が届いておりますが、内陸部などの地方都市にはまだまだ高品質の魚が空輸される事例は少ないです。しかし日本食の発展とともに、地方都市においても一流の日本食店が増えてきています。私たちはそういった場所にも高品質の鮮魚を届けたいと思っております。

成功と失敗、その両方を糧にして
今の自分がある。

私たちのプロジェクトに共感し、最近取引を開始してくれたある寿司レストランさんがあります。ただ先日初回の商品選定に失敗し、劣る品質の商品を梱包してしまいました。その時にお客様からこのように言われました。
「アメリカの寿司屋と思い、軽い気持ちで商品を入れないでください。私達は、日本より美味しい寿司を出すという気持ちで仕事しています。」
こういったお客様の気持ちに対し全力で応えられるように努力していきたいと思っています。新規ビジネスは一つ課題を越えたらまた一つ課題が出るような難しい仕事です。ただ一歩一歩でも着実に前に進めることが大事だと思っております。
また、JALUXは新たなチャレンジがしやすい環境です。食品業界は競争が激しく、立ち止まっていてはすぐに淘汰されます。私たちも日々新たな市場・商品・流通方法等を模索し、チャレンジし続けています。入社後1年たりとも前年と同じことをして過ごしたことはありません。
そんな食品業界で、今後は食品の海外市場での販売を強化していきたいと思います。まずは現在取り組んでいるアメリカ・ベトナム向けの鮮魚輸出を成功させ、日本の高品質な水産物の美味しさ、生食文化を世界に広げ、日本食のさらなる発展に寄与していきたいと考えています。