日本航空株式会社（本社：東京都品川区、代表取締役社長：赤坂 祐二、以下「JAL」）と株式会社JALUX（本社：東京都港区、代表取締役社長：髙濱　悟、以下「JALUX」）、鹿児島県徳之島町（鹿児島県大島郡徳之島町、徳之島町長：高岡　秀規）、一般社団法人 ｉ．ｃｌｕｂ（本社：東京都渋谷区、代表理事：小川　悠、以下「ｉ．ｃｌｕｂ」）は、地域に根ざす人財の育成を目的に、鹿児島県立徳之島高等学校の「総合的な探究の時間」の授業の一環として、地域の魅力を伝える商品を実際に企画・開発するプログラム「高校生による徳之島の魅力発信プロジェクト」（※1）を提供してきました。

 

　同プロジェクトでは、JALグループとｉ．ｃｌｕｂのサポートの下、生徒たちが自ら商品を企画考案し、徳之島でよもぎもちを30年以上製造する福元製菓の協力を得て、徳之島の魅力を伝える新たな土産菓子「よもぎもっちー」（以下「よもぎもっちー」）の開発に至りました。完成したこの「よもぎもっちー」は、「JALふるさとクラウドファンディング」を通じて同プロジェクトをご支援いただき、返礼品としてよもぎもちをご指定いただきました寄附者の皆さまにお送りいたします。

 

　また、来年度以降も違う形で、高校生のアイデアと想いの詰まった返礼品を全国の寄附者の皆さまにお届けすることで、一人でも多くの方に徳之島の魅力を知っていただけるよう、同プロジェクトを継続する予定です。開発者である高校生を中心に同プロジェクト関係者一同、ご支援いただける皆さまのご期待に応えられるよう、より一層活動を推進してまいります。

【取り組みの背景①：JALふるさとクラウドファンディングで商品化に向けた寄附を募集】

　JALグループの商社・JALUXが手掛ける「JALふるさとクラウドファンディング」では、地域の学生を応援する「地域人財育成プログラム」を実施しています。その一環として、徳之島高等学校の生徒たちによる「よもぎもっちー」商品開発に向けた支援を募集したところ、全国から支援の手を差し伸べていただき、2023年8月の募集開始から2,452,200円の寄附金が集まりました。そしてこのたび、その返礼品として、よもぎもちをご指定いただいた皆さまには、同プログラムを通じて高校生らが自ら商品開発した「よもぎもっちー」をお送りいたします。

 

【取り組みの背景②：徳之島高等学校の「総合的な探究の時間」】

　本取り組みは徳之島町からの委託を受け、JALグループとi.clubが徳之島高等学校の「総合的な探究の時間」の授業プログラムとして提供したものです。本プログラムでは、高校生の視点で新たな地域産品を考えることを目的に、毎週木曜日の授業時間中にイノベーションについての学習や、専門家や講師の派遣などを通じたサポートを行ってきました。商品化に至った「よもぎもっちー」は同校のJALラボに所属する2年生7名が、約10カ月かけて商品企画から開発まで手がけました。

　JALグループでは今後も、地域の学生に多様な学びを提供する取り組みを続けていく予定です。

 

【取り組みの背景③：徳之島町 福元製菓の製造協力】\

　福元製菓は、よもぎもちを30年以上製造する徳之島の老舗製菓店です。よもぎを自社栽培し、よもぎの葉と黒糖の配合を調整しながら、よもぎ本来の風味が最大限に引き出される美味しさを実現しています。よもぎもちのほか、ふくれ菓子など、地元で愛される製菓を製造販売しています。このたび、高校生らが商品企画した「よもぎもっちー」の製造に多大なるご協力をいただきました。

 

（※1）2023年8月1日エリアニュース：「高校生による徳之島の魅力発信プロジェクト」始動 ～離島の教育課題を

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https://www.jalux.com/news/2023/-crowdfunding-tokunoshima.html