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お知らせPress Release

2008/03/28

JALUX 「トラベルメディスン」教育プログラムを開始 〜「健康で安全な旅行づくり」を目指して〜

  • ダミー ▲研修(実技)風景
生活提案企業:株式会社JALUX(ジャルックス:東京都品川区東品川2-4-11JALビル 代表取締役社長 岡崎 俊城 東証1部:コード2729)は、2007年12月より、添乗員を対象とした、*日本渡航医学会・教育普及委員会監修の「トラベルメディスン」教育プログラムを本格的に開始いたしました。本年3月、当該プログラムを通じ、JALグループのジャルパック社の専属ツアコンダクター(旅行添乗員)対象とした教育を終了し、旅行業界では初の「旅行健康管理者」(トラベルヘルスマネージャー/Travel Health Manager) 資格取得に協力いたしました。
 *日本渡航医学会:渡航者の健康問題や海外医療を研究する学術団体

JALUXは、2006年10月より突然の心臓発作から命を救う自動体外式除細動器(AED)の使い方を含めた心肺蘇生法を指導する教育事業をスタート。「*JLSS(Japan Life Saving Support)」の名称で一般市場向けのAED販売と共に、AEDの使用方法を含む心肺蘇生法の教育プログラムを企画し、現在までに約12,000人ほどの企業・個人にご利用いただき、すでに救命例も発生しています。  ホームページご参照:http://www.jalux.com/jlss/

「トラベルメディスン」とは、1960年代に欧米で発祥し、渡航者の健康面を幅広くサポートする医療分野のことです。世界的な海外渡航者数の増加とともに急速な発展をみせ、昨今の高齢化社会を迎えた日本においても、「トラベルメディスン」の重要性が認識されるようになり、日本渡航医学会・教育普及委員会の各分野の第一線で活躍されている専門医により、「トラベルメディスン」教育プログラムが開発されました。同時に、旅行(ツアー)中に起こす健康トラブル回避のため、添乗員対象の「トラベルメディスン」教育による**「旅行健康管理者」(トラベルヘルスマネージャー/Travel Health Manager 日本渡航医学会が認定) 資格取得のニーズが高まってきました。

このような背景のもとに、JALUXでは旅行業界の人々が「トラベルメディスン」の知識を持つことで、旅行中の健康トラブルに対処できるばかりでなく、健康トラブルそのものを減らすことができるとして、「健康で安全な旅行づくり」への協力を目的に、日本渡航医学会・教育普及委員会監修のもと、当該資格取得コースを「JLSS」の新たな**教育プログラムとして設定し、2007年12月より開始いたしました(教育内容は次頁ご参照)。

2008年1月より、JALグループのジャルパック社の専任ツアコンダクター(添乗員):94名を対象に、当該プログラムを実施し、この3月3日(月)に今年度の教育を修了し、旅行業界初「旅行健康管理者」(トラベルヘルスマネージャー/Travel Health Manager) 資格取得の添乗員が誕生! となりました。

今後も、JLSSならではのプログラムを作成し、より快適な旅行づくりのサポートに努め皆様のさらなる安心・安全を推進してまいります。

(参考)
*JLSS(Japan Life Saving Support) はJALUXの登録商標です。

**「トラベルヘルスマネージャー(旅行健康管理者)」資格の取得に必要な研修科目
1.ベーシック課程講習内容(要旨)
�@トラベルメディスン概論
�A具体的な健康問題の発生状況
�B旅行会社の責任
�C航空機内で起こる病気に関する知識
�D海外における病院受診方法
�E海外の保険制度・医療制度   など

2.アドバンスコース講習内容(要旨)
�@感染症のリスク
�A旅先での環境変化による病気
�Bケアが必要な人への対処方法
�C具合が悪くなった時の応急処置

3.実技講習
�@AED(自動体外式除細動器)の使用法について
�Aファーストエイドに関する専門知識・実技
�B車椅子旅行者のケアの方法  など

【ご注意】
内容・価格など変更になっております。
詳しくはお問合せください。
(2009年5月29日現在)

資格取得までの流れ 0389_1.pdf (591.3 KB)

この記事に関するお問い合わせはこちらまで

株式会社JALUX
JLSSセンター
TEL:03-5460-7244