2023/03/24
カネカ生分解性バイオポリマー Green Planet®製食品フィルム包材世界初導入 JAL羽田空港ダイヤモンド・プレミアラウンジのおにぎり包材に
(共同リリース)
2023年3月24日
株式会社JALUX
株式会社カネカ
株式会社JALUX(所在地:東京都港区、代表取締役社長:髙濱 悟、以下「JALUX」)と株式会社カネカ(本社:東京都港区、社長:田中 稔、以下「カネカ」)は、カネカ生分解性バイオポリマー 「Green Planet®」(以下Green Planet)製の食品フィルム包材を、JAL羽田空港ダイヤモンド・プレミアラウンジで提供されるおにぎりの包材に採用します。食品の個包装にGreen Planet製フィルムを用いる事例としては世界初*1となります。
左)おにぎりイメージ 右)ダイヤモンドプレミアラウンジ
【Green Planet製食品フィルム包材導入の背景】
JALグループは豊かな地球を次世代に引き継ぐため、客室やラウンジで提供する使い捨てプラスチック用品について、2025年度までに新規石油由来品を全廃する目標に挑戦しています。その一環として、JALUXとカネカが共同で進めてきたGreen Planet製のおにぎりの包材が、このたび、JAL羽田空港ダイヤモンド・プレミアラウンジに導入されることとなりました。食品の個包装にGreen Planet製フィルムを用いる事例としては世界初となります。本製品開発にあたっては、同ラウンジで提供されるおにぎりの製造会社・日本エアポートデリカ株式会社も加わり、安全性や耐久性を十分に検証して、おにぎりの個包装フィルムを使用するに至りました。
JALUXとカネカによる空港でのGreen Planet導入はBLUESKY店舗などのショッピングバッグの展開に続く取組み*2です。両社では今後も連携を強化し、さらなる環境課題への対応を加速します。全国空港や航空分野でのGreen Planetの製品化とその導入に向けて、取り組みを推進してまいります。
【Green Planetとは】
カネカが開発したGreen Planetは、植物油を原料に微生物によって生産されるバイオマスポリマーで、土壌中に加え海水中でも容易に分解し、CO2 と水に戻るため、環境負荷低減に貢献します。また、海水中で生分解する認証「OK Biodegradable MARINE*3」を取得しています。Green Planetは生分解性に加えて、汎用プラスチックと同様の機能を有するため、画期的なソリューションを提供できる素材として注目されており、食品フィルム包材をはじめ様々な分野に用途を拡大しています。